国も支援、老後のための資金形成、確定拠出年金

おはようございます。
ファイナンシャル・プランナーの工藤清美です。
今朝の日経新聞1面に
「確定拠出年金、掛け金引き上げ 政府方針、来秋にも・・・」
の記事が掲載されていますね。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2600J_W3A021C1MM8000/?dg=1

NISAは
様々な広告や報道で盛り上がっているようですが、
NISA以上に優遇が手厚い
確定拠出年金(DC)の知名度は
イマイチのような気がします。

NISAは金融庁の管轄
DCは厚生労働省の管轄と
管轄の違いからか、
アピール度が違いますよね・・・

簡単にいうと、
NISAは運用時の利益が非課税になる制度。
DCは資金の拠出時、運用時、受給時において
非課税または税制優遇を受けることができる制度です。

DCは60歳まで引き出すことができない、
専業主婦などの
国民年金第3号被保険者
そして、公務員は加入できない、
などのデメリットはあるものの、
税制面等でとても優遇され、
NISAよりもずっと
制度上の制約が少ない
資産形成制度です。

DCには企業型と個人型があり、
ザックリと分けて
企業型はDCを採用している会社で働いている方
個人型は個人事業主、または
企業年金を採用していない会社に勤める方
が入る制度となっています。

つまり、会社員でも
勤めている会社が
DCを採用していなければ
DC企業型に加入することができません。

今までは
DCというと大企業が採用する制度、
採用するには多額の費用がかかる・・・
というのイメージが強かったかもしれません。
でももう今は違います。
中小企業でも
1人社長企業でも
DC企業型を採用することが可能となっています。

DC企業型の話を聞いてみたいという方、
費用対効果など
シミュレーションをしてみたいという方は、
是非お気軽にご連絡ください。

~すいません、宣伝となってしまいました(^^;)~

とにかく、政府もDC制度の普及に力を入れ始めたようです。
自分年金をしっかりとつくることは、
これからの世代には必須です。
私はFPとして、
これからも皆さまの資産形成を
しっかりとサポートしていきたいと思っています。

安全資産で運用するには・・・Part2

こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの工藤清美です。

今日は、安全資産で運用するにはPart2です。

 

ところで、そもそも、安全資産とはなんでしょう?

ここでいう安全資産とは、

元本が保証されている金融商品のことです。

株や投資信託は、毎日価格が変動しているため、

大きくプラスになるときもあれば、

マイナスになるときもあります。

これらの商品は、元本は保障されていません。

安全資産とは、元本が保障され、

マイナスになる心配のない商品のことをいいます。

Part1でお話した預金は、

通常、元本よりもマイナスになることはありませんよね。

ただ、このようにリスクが少ない分、

リターンが少ないのが安全資産の特徴です。

 

安全資産で運用したいけど、

銀行の預金より利回りの良いものはないの???

 

あります。

 

安全資産での運用でおすすめなのは、

「個人向け国債変動型10年満期

(以下、個人向け国債変動10年)」です。

個人向け国債変動10年は、名前の通り、

変動金利型で10年満期の国債です。

 

個人向け国債変動10年の主なメリットは

①そもそもの利率が預金金利よりも高い

②世の中の金利が上昇した場合、連動して利率も上昇する

③発行後1年経てば、いつでも解約が可能。

 途中解約時に差し引かれるのは、

 直前2回分の税引後の利子相当額のみ。

 

個人向け国債変動10年の利率は、

金利水準の高い10年長期国債の金利を基準金利としています。

適用利率は、「基準金利×0.66」。

直近の10月に発行された第44回債の利率は

年利0.51%(税引前)。

この低金利のなか、比較的高いと思いませんか?

 

しかも、変動金利なので、

例えば世の中がインフレになり金利が上昇したとしても、

保有する国債の金利も連動していくので、

金利上昇の恩恵を取りっぱぐれるということはありません。

 

1年たてばいつでも中途換金は可能です。

しかも、中途解約調整額として差し引かれるのは直近2回分。

個人向け国債変動10年は、半年ごとに利息が支払われるため

差し引かれるのは、過去1年分の税引後の利子相当額となります。

定期預金を中途解約した場合は、

預入日から解約した日までに応じた

中途解約金利が適用されるので、

定期預金のちょっとだけ高い利率の恩恵は

パーになってしまいます。

その点、

個人向け国債変動10年は1年分の利子相当額のみ。

これもメリットですね。

 

個人向け国債変動10年は、

これまで年4回のみの発行でしたが、

2013年12月からは毎月募集・発行となります。

ますます便利になる個人向け国債変動10年。

リスク資産は苦手という方は、

運用商品の1つに組み入れてみてはいかがでしょうか?

住友スリーエム副社長 昆政彦氏との昼食会

こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの工藤清美です。

昨日は、住友スリーエム代表取締役 副社長執行役員の昆政彦さんとの昼食会でした。

参加者は、

ファイナンス稲門会(早稲田大学大学院ファイナンス研究科OBOG会)のメンバーです。

私は進行役を勤めさせて頂きました。

お話の中でとても印象的だったのは、

2年という区切りをもって

長期的ビジョンを持ち、

それに対して

まず、最初の半年間は何をやるべきか、

次の半年間は・・・

と、ゴール、目標を定めて、そして今は何をすべきかと考える

ということ。

これはビジネスだけではなく、

自分自身のキャリアやライフプランなどでも同じですよね。

ゴールを決めてから

今すべきことを決める、というやり方は

本などでもよく取り上げれられる方法ですが、

やはり、成功者は実践されているのですね。

また、

昆さんは仕事をしながら博士号を取得されていらっしゃるのですが、

どうやって時間をやりくりされていたかというと、

朝5時に起きて、毎日2時間集中して研究に打ち込んだそうです。

平日朝の2時間というのは、

週末の5時間に匹敵するとか?

ここでの成功者のポイントは朝時間の使い方ですね。

これも大事ですよね~

他にも、

新しい会社に役員として入られる時の心構え、準備、対応の仕方、

上司や部下とのつきあい方、

事業会社と金融会社のCFOの役割の相違点などなど・・・

とても貴重なお話を伺うことができました。

様々な質問の気さくにお答え下さった昆さん、

お忙しいなか、本当にありがとうございました。

 

安全資産で運用するには・・・Part1

こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの工藤清美です。

今日は安全資産での運用のお話をしましょう。

リスク資産への運用は不安という方でも、

銀行預金は使いますよね。

安全資産の預け入れ先でまず思い浮かぶのが銀行などの定期預金。

ただ、低金利の今、

メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほの3行)の1年定期の金利は0.025%。

100万円預けても250円の利息しかもらえません。

ネット銀行は銀行により金利は様々です。

以下は主なネット銀行の1年定期(100万円以上300万円未満)の金利です。

あおぞら銀行 0.25%
イオン銀行 0.12%
オリックス銀行 0.27%
静岡銀行 0.125%
じぶん銀行 0.13%
ジャパンネット銀行 0.102%
新生銀行 0.04%
住信SBIネット銀行 0.11%
セブン銀行 0.12%
ソニー銀行 0.15%
大和ネクスト銀行 0.22%
楽天銀行 0.17%

(※2013年10月8日時点、税引き前)

メガバンクとあおぞら銀行の金利差は10倍。

100万円を1年間預けると2500円の利息となります。

10年後を比較してみると、

・100万円を金利0.025%で10年間複利運用したとすると、100万2503円

・100万円を金利0.25%で10年間複利運用したとすると、102万5283円

かなり差が出てきますね。

ただ、1つ注意したいのは、

現在のように金利の低い時には、

長期的に金利を固定してしまうような商品は買ってはいけないということです。

3年、5年、10年といった長期の定期預金は今は買うべきではありません。

アベノミクスで今後インフレが起こったとしたら、

世の中の金利も上昇していきます。

もし今5年定期預金を購入したとすると、

世の中の金利が1%、2%と上昇したとしても

5年間は今のこの低い金利での運用を強いられてしまうのです。

途中解約した場合は、

通常、預入日から解約した日の前日までの預入期間に応じた

中途解約金利が適用されるため、

不利になってしまいます。

低金利の今、定期預金に預けるなら、せめて1年定期でしょうね。

Part2では定期預金よりももう少し利回りのよい安全資産運用をご紹介します。