配偶者控除を語る前に…


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9月20日(火)
 
配偶者控除についての議論が本格的になってきましたね。
ただ、
税制を語る上では、
年収○○以下だと減税になる、
年収○○以上だと増税になる、
などという損得勘定や感情論からではなく、
今後の日本をどのようにしていきたいのか、
そのためにはどのような税制がいいのか、
という大きな視点で考えることが必要ではないか、
と思うのです。
 
配偶者控除についても同じです。
 
配偶者控除など人的控除については、
家族のあり方、女性の働き方など
様々な分野に影響することです。
 
なんだか、日本における論争としては
損得勘定の論争に偏っているような気がします。
所得の再分配も大事ですが、
深刻な少子高齢化、労働力不足をどうしたらいのか、
そのためにはどのような税制がいいのか、
という視点で、
我々も考えていくべきだと思います。
私もFPなので、つい計算してしまいがちですが、
やはりそれではダメだと思います。
 
また、日本国内についてだけではなく、
海外ではどのような対策がとられているのか、
を知ることも大切だと思います。
 
個人単位課税方式にするのか、
世帯単位課税方式にするのか、
これらは人々の働き方、家族のあり方などに
大きく影響してきます。
 
私もまだまだ勉強中ですが
以下の国立国会図書館の資料はとても参考になりました。
海外の税制や課税方式のメリット・デメリットが
とても分かりやすく解説されています。
ちょっと長いですが
よかったら是非ご一読を…
“諸外国の課税単位と基礎的な人的控除”
 
 
ファイナンシャル・プランナー
工藤清美