景気後退?JPモルガンAMのセミナー備忘録



 
2019年11月6日
 
先日、JPモルガンAMのセミナーに参加し、
運用会社が
現時点の国際経済をどのようにみているのか、
を確認してきました。
 
備忘録として
ここに残しておきたいと思います。
 
◆今後の景気は???
 
JPモルガンAMでは
「来年にも景気後退入り」
との見方をしています。
ただし、本格的な景気後退に入るか、
なんとか持ちこたえるかは
微妙な線だそうです。
 
では、景気後退がくるとするならば、
どのような指標を
みておけばよいのでしょうか?
 
まず注目すべき指標は
「ISM50割れ」と「長短金利逆転」
の2つのサイン。
 
ISMとはISM景況感指数のこと。
 
米国の製造業の景況感を表す指数で、
300を超える製造業企業に
アンケート調査を実施しています。
 
数値が50を上回ると景気拡大、
下回ると景気後退と判断します。
 
このISMが2019年9月に50を下回りました。
 
そして、長短金利差も
同じく2019年9月に一時逆転。
 
通常「短期金利<長期金利」
というのが一般的ですが、
それが逆になる、
 
つまり、
「短期金利>長期金利」になることを
「長短金利差逆転現状」といいます。
 
景気後退時にはこの現象が
よくみられています。
 
現時点では
長短金利差逆転の現象は
解消されていますが、
これは単に利下げにより
短期金利が引き下げられたから。
 
景気後退リスクが
なくなったわけではありません。
 
今後本格的な景気後退に入るのかどうか
を見極めるポイントは
「雇用の伸び」と「原油価格の上昇」。
 
雇用が順調で個人消費が底堅ければ、
景気後退は深刻にはならない
かもしれません。
 
また、過去の景気後退期には、
原油価格の上昇が
とどめを指している場合が多いため、
今後の原油価格にも注目です。
 
しかし、
来年には米国大統領選が控えており、
トランプ大統領は
株価対策を最優先に行う可能性が
高いと考えられます。
 
必要であれば
追加の金融緩和を行い
株価を下支えする可能性も
あるでしょう。
 
【まとめ】
ISM、
長短金利差、
雇用、
原油価格。
この4つの動きには今後も注視!
 
しかし、
長期投資で資産形成をしていくべき
個人投資家は、
短期的な株価に
一喜一憂すべきではありません。
 
我々FPは、
経済状況を注視しつつも、
しっかりと長期目線で
資産形成のご提案していかなければ
ならないと思っています。